当機構第2部会主催の、会員限定「プライベートセミナー」を下記日程にて開催いたしますので、ご案内申し上げます。
日 時 |
2024年10月10日(木) 14:00~17:00 ※今回は14:00開始です。 現地会場にて17:00より、45分の交流会を予定しています。 |
会 場 |
・会場(Vislab OSAKA(グランフロント大阪)) ・オンライン(今回からWebexでなく、ZOOMを使用いたします。) (※) 講師には会場にて講演いただきます。 |
テーマ | ロボティクス |
タイトル |
AMR(Auto Mobile Robot:自律走行搬送ロボット)のニッチな社会実装
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概 要 |
本講演では①「車椅子の移動支援」および②「複数移動ロボットの隊列走行制御とその応用」を例に挙げ、万人受けではないものの一定数の需要のあるニッチなAMR活用について紹介します。 ①に関して移動権(交通権)は基本的な権利である。 しかしながら車椅子ユーザーにとってちょっとした段差や溝の移動は困難を極める。 車椅子ユーザーにとって屋内屋外問わず他者の助力を必要としないで移動の困難さを克服することは、車椅子ユーザーとその介助者双方の QOLの向上につながるもと考えられることから、溝や段差の移動を実現できる車いすの移動支援装置を提案することは意義あるものと考える。 そこで本講演では、車椅子ユーザーが初めてその段差に遭遇する状況を想定して車椅子搭乗者の単身操作で段差昇降移動を実現するための機構の仕組みとその制御手法の実装例について言及する。 この他,ビジョンセンサによる車椅子の支援意図を推定する移動支援ロボットの実装例についても紹介する。 ②に関して、いわゆる「物流の2024年問題」がある。 これは働き改革により物流業界の高効率化・省力化が求められている問題である。 そこで本講演では複数AMRの隊列走行制御や、その応用として人を仮想先導車とする仮想連結走行モデルの実装例を挙げ、物流・搬送の省力化の 可能性を考察する。 |
講 師 |
鳥取大学 工学部 電気情報系学科 竹森 史暁 氏 |
ご略歴 |
1993年 鳥取大学工学部知能情報工学科助手→講師→助教授 2008年 同大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻知能情報工学講座准教授 専門は制御工学,ロボット工学,博士(工学) |
プログラム |
14:00~16:30 講演、休憩、懇談会(講師と質疑応答を含むディスカッション) 16:30~17:00 鳥取県産業振興施策のPR(鳥取県商工労働部立地戦略課) 17:00~17:45 交流会(会場にて軽食・ドリンクをご準備し、講師・参加者との名刺交換・フリートーク) |
お願い |
オンラインで聴講される方: ・WebExを使用します。参加方法など詳細は追って連絡します。 ・出欠をスムーズにとるために、申込み画面にてWebExの表示名を記載ください。 |
申込み方法 |
こちらよりお申し込みください。
(会員限定: 会場定員24名) ※原則、先着順としますが、 1社あたりの参加者数を制限させていただく場合もあります。 会場での参加をご希望された場合でもオンライン参加をお願いする場合がございます。 |
申込み締切り | 2024年10月7日(月) |
組込みシステム産業振興機構 事務局
事務局 吉川・高倉
TEL:072-751-9951
E-mail: