講義概要
Internet of Thingsの産業への活用が注目されており、システムとして果たすべき機能を定義することの重要性が増している。この講義では、システムズエンジニアリングプロセスを理解した上で、モデルベースでシステムをまとめる手順を示す。システムモデルの記述にはSysML(Systems Modeling Language)を用い、システムに必要な機能の抽出とそれを実現するためのコンポーネントへの割り当ての考え方を学ぶことを目的としている。
講師
- 所属
- 慶應義塾大学
- 講師名
- 西村秀和
講義内容
Internet of Thingsの産業への活用が注目されており、これらを含む製品やサービスなどのシステム開発が求められています。この講義では、システムズエンジニアリングプロセスを理解した上で、モデルベースでこれを進めるための手順を学ぶことができます。 システムモデルの記述にはSysML(Systems Modeling Language)を用い、構造/振る舞い/要求/パラメトリック制約の4つの柱でシステムをモデリングすることの意味を理解してもらいます。
システムアーキテクチャを得るためのアプローチとして、コンテキストレベルからシステムに必要な機能の抽出を行い、アナリシスレベルでの機能の分解とそれを実現するためのコンポーネントへの割り当ての考え方を学びます。システムモデリングでは、事例を示すとともに、グループワークによる演習を交えます。
システムズエンジニアリングプロセスとシステムアーキテクチャとシステムモデル システムをモデルで記述することのメリット、SysMLによるシステムモデル記述 機能の抽出と、機能と性能のコンポーネントへの割り当て システムモデリング演習 コンテキスト分析と機能分析と総合
受講要件
- 【受講要件】
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企業等での製品やサービスの開発経験者
- 【事前学習のポイント】
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講義2週間前に送付する教科書(電子ファイル)で事前学習することを推奨