講義概要
本講義では、イノベーション創出へ向けた新たな価値創造のための活動について実際に手を動かして理解すること、そして終了後に自ら実践し始めるための基礎を身につけることを目標に3日間で実施する。講師
- 所属
- 慶應義塾大学
- 講師名
- 白坂成功
東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 修士課程修了その後、三菱電機株式会社にて宇宙開発に従事。技術試験衛星VII型(ETS-VII)、宇宙ステーション補給機(HTV)等の開発に参加。特にHTVの開発では初期設計から初号機ミッション完了まで携わる。途中1年8ヶ月間、欧州の人工衛星開発メーカに駐在し、欧州宇宙機関(ESA)向けの開発に参加。「こうのとり」(HTV: H-II TransferVehicle)開発では多くの賞を受賞。2004年度より慶應義塾大学にてシステムエンジニアリングの教鞭をとり、2011年度より現職。
- 所属
- 慶應義塾大学
- 講師名
- 広瀬毅
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 修了 富士通パソコンシステムズにてプログラマーとしてキャリアをスタートし、富士通株式会社を経て、電通ワンダーマンにて部長兼ストラテジックプランナーを務める。 2016年3月に慶應義塾大学大学院SDM研究科を修了。2017年4月より現職。 システム思考とデザイン思考を中心に社会に新しい価値や価値の変化をもたらすプロダクトやサービスを考えるための方法論を教えている。
講義内容
イノベーション創出へ向けた新たな価値創造のためのプロセスを体感し学ぶ。 最初の2日間で、問題定義技法、アイデア創造技法、価値創造技法、コンセプト化技法、プロトタイピング等、 イノベーション創出へ向けた新たな価値創造のために必要な活動を理解する。 そして、3日目には、2日間で学んだことを自ら実践するための流れをデザインすることを身につける。 具体的には以下のような講義となる。講義内容
- ・1日目:今までにない問題の切り口を見つける
- ・2日目:問題を解決するアイデアとインサイトを見つけ、その価値を確認する
- ・3日目:自分たちでイノベーション創出の流れをデザインする
受講要件
- 3日連続で受講できること。
受講にあたって必要な準備
- オンラインホワイトボード ”miro” に接続可能なパソコンやネットワーク環境。
ブラウザはChromeを推奨します。
講義に関連する解説記事・参考文献・図書等
- ・文部科学省:慶應SDMのイノベーション教育 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu10/siryo/attach/1340846.htm
- ・デザイン思考入門(CCL 須藤 順)
http://www.buildinsider.net/enterprise/designthinking