講義概要
複雑化する組込みソフトウェアにおいては、検証工程の構造や指針を決定し、開発の中で効果的に検証を行うことが必要となる。本講義では、ソフトウェアアーキテクトと同視点で検証をマネジメントする方法を紹介し、検証アーキテクトとしての役割とは何かについて、開発現場視点での事例を交え解説する。講師
- 所属
- パーソルAVCテクノロジー株式会社
- 講師名
- 木村浩司
入社以来、業務用ディスプレイ・プロジェクターなどの組込みソフトウェア開発及びマネジメントに従事。特に新プラットフォーム設計時におけるアーキテクトとして種々プロジェクトに参画し、ネットワーク接続対応などソフトウェア新機能の導入を主導する。現場SPIやCMM取得推進なども推進し、ソフト開発からマネジメントまで幅広く手がける。現在は自社組込みソフト開発部門マネージャ・対外コミュニティ担当として活動中。
講義内容
- 検証アーキテクトとは
- ・検証アーキテクトの定義
- ・製品開発における検証アーキテクトの位置付け
- 検証アーキテクトの役割・各開発フェーズにおける検証アーキテクトの役割
- ・検証アーキテクトに求められるスキル、人材像
- ・アーキテクト視点での検証マネジメント
- 開発現場の事例 ・開発現場の抱える問題点(仕組み、スキル、人員)
- ・再利用/派生開発における、新機能を実装する場合の検証設計事例
- ・不具合の再発防止を考慮した検証設計事例
- ・テストツールの有効活用事例
- まとめ
受講要件
- 【受講要件】
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- ・組込みシステムにおける検証業務に関わる方、検証部門の新規立ち上げに関心のある方
- ・新たに開発・設計するブロックのソフトウェア検証視点について関心のある開発担当の方
- 【事前学習のポイント】
-
- 特になし
受講にあたって必要な準備
- A4程度の白紙1枚(またはノート)と筆記具。
講義に関連する解説記事・参考文献・図書等
- 特になし