講義概要
本講座では、ソフトウェアとハードウェアだけでなく、ビジネスなどの外部環境も加味した上で、アーキテクティングを実施することのできる能力を身につけることを目標として実施する。講師
- 所属
- 慶應義塾大学
- 講師名
- 白坂成功
東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 修士課程修了その後、三菱電機株式会社にて宇宙開発に従事。技術試験衛星VII型(ETS-VII)、宇宙ステーション補給機(HTV)等の開発に参加。特にHTVの開発では初期設計から初号機ミッション完了まで携わる。途中1年8ヶ月間、欧州の人工衛星開発メーカに駐在し、欧州宇宙機関(ESA)向けの開発に参加。「こうのとり」(HTV: H-II TransferVehicle)開発では多くの賞を受賞。2004年度より慶應義塾大学にてシステムエンジニアリングの教鞭をとり、2011年度より現職。
- 所属
- 慶應義塾大学
- 講師名
- 五百木誠
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科准教授
三菱電機(株)にて「きく8号」「ひまわり7号」を始め数多くの人工衛星のシステム設計を担当。その後、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構で宇宙産業の海外展開支援と国際協力推進を担当し、欧米を始め、アジア・アフリカ・南米各国を訪問。 2014年4月から慶應義塾大学大学院SDM研究科准教授。専門分野はシステムズエンジニアリング、人工衛星設計。
講義内容
1日目には、優れたアーキテクトとして必要な基礎スキルである「発想力」、「抽象化力」及び「多視点」について演習を交えて身につける。
2日目は、1日目に学んだ基礎スキルを活用して、ソフトウェアのアーキテクティングから、ソフトウェアとハードウェアを含めたシステムとしてのアーキテクティング、更にはビジネスも含んだシステムのアーキテクティングについて、最新の研究成果も踏まえながら事例演習を実施する。
2日目は、1日目に学んだ基礎スキルを活用して、ソフトウェアのアーキテクティングから、ソフトウェアとハードウェアを含めたシステムとしてのアーキテクティング、更にはビジネスも含んだシステムのアーキテクティングについて、最新の研究成果も踏まえながら事例演習を実施する。
受講要件
- 特にありません。
受講にあたって必要な準備
- オンラインホワイトボード ”miro” に接続可能なパソコンやネットワーク環境。
“miro”アプリのダウンロード、インストールと無料アカウントの取得を推奨します。
講義に関連する解説記事・参考文献・図書等
- 資料2 慶應SDMのイノベーション教育(白坂先生提出資料)(2)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu10/siryo/attach/__icsFiles/afieldfile/2014/01/09/1340846_02_1.pdf - デザイン思考入門(CCL 須藤 順)
http://www.buildinsider.net/enterprise/designthinking