第17回組込み適塾

  • D01-04
モデリング概論:構造化設計、UMLからSysMLへ

講義日時:2024年7月4日 9:30~17:30

講義概要

本講座では、構造化モデリング/オブジェクト指向モデリング、そして、システムモデリングについて、開発工程ごとのモデルとその表記法を習得します。

講師

所属
ビースラッシュ株式会社 
講師名
山田 大介
㈱リコーにて複合機の開発、プロセス改革活動を推進。アーキテクチャ設計や構造化設計を得意とする。2006年12月よりビースラッシュ(株) 代表取締役。
所属
株式会社SIRAS
講師名
末久 健二
開発ベンダーに勤務し、組込み系/エンプラ系の開発を経験する。 その後独立し、構造化設計を習得してからは、動くだけのコードではなく、高品質なコードを素早く開発できるようになった。開発現場での品質改善も推進している。
所属
大阪大学 
講師名
春名 修介
パナソニック㈱にて、プログラミング処理系、ソフトウェア開発環境、アーキテクチャ設計手法に関する研究開発・製品応用及び社内教育に従事。現在、大阪大学大学院情報科学研究科 招聘教授。

講義内容

  • 1.モデリングとは
  • 2.構造化モデリングのモデルと表記法(イベントリスト、コンテキスト図、モジュール構造図)
  • 3.オブジェクト指向モデリングで使うモデルと表記法(ユースケース図、クラス図、コンポジット構造図)
  • 4.システムモデリングで使うモデルと表記法(要求図、システムコンテキスト図、内部ブロック図)
  • 5.開発現場でのモデルの活用方法
    • 5-1. 開発担当者としての、品質の高いソースコード開発
    • 5-2. アーキテクトとしての、コミュニケーション道具
     

受講要件

  • C言語/C++言語などでのプログラミング経験がある事。
    開発現場のソースコードを改善したいという意欲があることが望ましい。

受講にあたって必要な準備

  • 特にありません。

講義に関連する解説記事・参考文献・図書等

  • ・SESSAME WG2(著)、「組込みソフトウェア開発のための構造化モデリング」、翔泳社
  • ・SESSAME WG2(著)、「組込みソフトウェア開発のための構造化プログラミング」、翔泳社