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車載組込みシステム X
IoT継続するシリコン革命が設計、商品へ及ぼす影響と変化するエンジニアリングA01-05

講義概要

講座日程:2016年9月16日(1日間)

開発プロジェクトは大規模複雑化でSystem of Systemsの様相が進んでいる。 車載組み込みコンピユータ開発30年の現場変化を整理し、現状を解説し今後を共に予測する。そしてIoT目線で企画から製品開発はライフサイクルで今後どう変化し、どうなるのか、安全/セキュリテイ/今後のデペンダビリテイを含め概要、背景、注意点を考えながら、考え方の違いにも触れてデザイン思考を体験してみる。

講師アイシン・コムクルーズ(株)         鈴村延保

1977年 広島大学/電子工学科卒。アイシン精機にて4ビットマイコンの時代から自動変速機やアクテイブ・サスペンション,ABS,ESC等のシステム、コンンピユータ、関連するハード、ソフト、パワー内蔵大規模IC設計、実装技術の開発・製品化に従事。 2000年以降はコンソーシアム型開発に参加。近年は機能安全ISO26262規格策定と実設計準拠対応、産官学連携で活動し、2014年より現職。 ・九州工大非常勤講師 ・IPA高信頼性部会委員 ・NEDO新技術ヴェンチャー発掘調査委員

講義内容

  • 多種な思考方法が有ることをこの機会に考え、実践してみよう。 現代に必要なゴール思考、デザイン思考とは?
  • IoT、IoE,CPS、Industrie4.0の意味。 関連する良い商品設計に必要な、安全分析、脅威分析を理解し体験しよう。
  • 自動車分野の組込みソフトを取り巻く環境、10年ごとのパラダイムシフトの連続。
  • シリコン革命の正しい認識。 車両、ECU開発、すべての開発がソフトウェア指向へ。
  • 機能安全、モデルベース開発 MBD、MBSEの台頭は時代の流れ。 機能安全のアイテムをIoTで考えてみる。
  • さらにセキュリテイ、デペンダビリテイへと設計は、“より厳密化”。IPA 公開 “IoT 製品の開発指針”で比べてみる。
  • 自動車制御の特徴/キーワード、自動車制御と、IT 分野制御の違い。 IoT はそれらの出会い、ふれあい、融合。
  • ソフトウェア工学、アーキテクチャ工学、要件工学(システム工学)の形成、さらに IoTは Socio Systems Engineering
  • システム/アーキテクチャレベル(上流や、早い段階)での設計、検証の重要性。
  • V&V (IV&V) とは? V&V の延長 V&V&Vのプロダクトライン開発、さらに V&V&V&Vへ。
  • 全体効率の考えが必要。 設計でも検証でも基本的に重要な三つのP: P&P&P の領域
  • 支援するツールの重要性: ALM、PLM、ソーシャル開発、アジャイルALMとは?
  • 3*4の取り組み領域、さらに4*4の取り組みとは? ネットワーク化、ソーシャル化で今後必要とされるスキル。

受講要件

受講対象者:プロジェクトリーダ,設計,テスト,レビューなど開発全般に従事されている方.

教科書

講義2週間前に電子ファイル送付(事前学習を推奨)

講義に関連する解説記事・参考文献等

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