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品質目標の策定とテスト結果分析・フィードバックD04-03

講義概要

講義日程:2016年8月23日(1日間)

テストアーキテクトに求められるソフトウェアプロダクトの品質目標策定スキルと、テスト結果の分析、フィードバックスキルを養成します。現場のノウハウを交えた講義に加えて、ワークショップ形式の演習を多く取り入れ、現場において、自分の力で、品質目標を策定し、レビュー、テスト計画を行い、不具合結果のデータを分析し、リスクを予想する考え方を学びます。

講師 バルテス株式会社 R&C部 部長  石原一宏

バルテス株式会社 R&C部 部長としてテスト技法の開発・研究、社内・社外の技術研修・教育業務、プロセス改善コンサルティング業務に従事する。著書に『ソフトウェアテストの教科書』(ソフトバンククリエイティブ刊/共著)、『いちばんやさしいソフトウェアテスト』(技術評論社刊/共著)


講義内容

  • ●講義:「品質目標と策定」と「テスト結果の分析・フィードバック」

    前半の「品質目標の策定」では、テストアーキテクトに求められる、ソフトウェアプロダクトの品質目標、品質観点の抽出・策定スキルを学びます。これにより、設計工程のレビュースキル、テスト計画、設計スキルの向上を図ります。そして、後半の「テスト結果の分析・フィードバック」では、前半で策定した品質目標・観点から、テスト結果を分析し、改善PDCAの回す上で有用なフィードバックコメントを出すトレーニングを行います。テスト専門会社のこれまでのテストプロジェクトのノウハウを加味して、小規模プロジェクトから大規模プロジェクトまで、「現場で使える」品質管理手法を講義します。

  • ●ワークショップ:

    ・ソフトウェアプロダクト品質分析
    目の前のプロダクトから、定性的な品質分析を行い、優先度の高い品質項目を漏れ抜けなく、効率的に抽出するトレーニングを行います。
    ・不具合分析
    テスト進捗と不具合数を表したグラフから、実際に現場で起こっている トラブルを分析し、適切なフィードバックを行うトレーニングを行います。

受講要件

ソフトウェアテストに関する基礎的な知識があり、実際にテストプロジェクトに従事した経験が1年以上あること。あるいはテストのマネジメント経験があること。

教科書

講義2週間前に電子ファイル送付(事前学習を推奨)

講義に関連する解説記事・参考文献等

・参考文献:『ソフトウェアテストの教科書』(ソフトバンククリエイティブ刊/石原一宏他著)

参考URL:
・組込みソフトウェア開発における プロジェクトマネジメント導入の勧め(独立行政法人情報処理機構) (http://www.ipa.go.jp/files/000005105.pdf )

・『あるトラブル案件のテスト推進の顛末』(バルテス株式会社運営サイト「Qbook」コラムより) (http://www.qbook.jp/qpcolumn/detail/13/1/1/1)

 

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