IoTネットワーク概論D05-01
講義概要
講座日程:2016年7月26日(半日間)
様々な機器がネットワークに接続されるIoT環境になりつつある昨今、ネットワークもアプリケーションや機器ごとの柔軟なトラフィック制御が求められる。本講義ではSoftware Defined Networiking (SDN)技術の実装であるOpenFlowを用いたトラフィックおよびパケット転送の制御、トポロジ構築などを演習を用いて学習する。
講師
大阪大学サイバーメディアセンター |
下條 真司 |
大阪大学サイバーメディアセンター |
木戸 善之 |
【下條 真司 氏】
大阪大学基礎工学部大学院後期課程、1986年3月修了。大阪大学・助手、大阪大学大型計算機センター・講師、同助教授を経て、1998年4月同教授に着任。平成20年4月から3年間 情報通信研究機構大手町ネットワーク研究統括センター センター長/上席研究員。平成23年4月サイバーメディアセンター教授。情報通信研究機構テストベッド研究開発推進センター センター長を兼任。現在に至る。
【木戸 善之 氏】
大阪大学大学院情報科学研究科博士後期課程単位取得退学。2008年博士(情報科学)を取得後,大阪大学臨床医工学融合研究教育センター特任助教、理化学研究所HPCI計算生命科学推進プログラムチーム員を経て、2014年大阪大学サイバーメディアセンター講師に着任。現在に至る。
講義内容
- IoT時代のネットワーク概論
- ネットワークプログラミングの基礎
- ・TCP/IPとプロトコル・スタック
- ・ソケット通信
- ・サーバ・クライアントモデル
- OpenFlow概要
- ・Software Defined NetworkingとOpenFlow仕様
- ・OpenFlowコントローラ
- ・OpenFlowスイッチ
- Tremaを用いた演習
- ・メッシュトポロジの作成
- ・パケットイン・イベントによる経路制御
- まとめ・関連する話題
受講要件
(事前課題) 貴社の開発現場を想定して、組込みソフトウェア開発におけるアーキテクトの必要性・役割など、アーキテクトとは何をする人かを考えて来くること。
教科書
講義2週間前に電子ファイル送付。事前課題を考えて来てください。
講義に関連する解説記事・参考文献等
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