開催趣旨
「WINK」とは
The Workshop contest of IoT For Next innovation in Kansai
IoT を活用した新しいサービスの創出を目指したビジネスコンテストです。産学官が協創し、技術と技術、人と人をつなぎオープンイノベーションにより社会課題の解決や新たな価値の創出に貢献して参ります。
開催日:2020年11月12日(木)15:00~18:30
場所 :オンライン開催
参加費:無料
テーマ
関西では、万博を始めとした様々なビッグプロジェクトやイベントが予定されており、国内外からも注目を集める“ゴールデンタイム”を迎えております。一方で、新型コロナウイルスによる影響を受け、これから訪れるアフターコロナでは社会活動や人々の価値観も大きく変わってくるものと考えられます。
WINK2020では、SDGs(社会課題)とこれらの背景を踏まえ、3つのテーマ(「持続可能で強靭なまちづくり」「ライフデザイン・イノベーション」「観光・インバウンド」)を設定しました。
アフターコロナという大きな社会の変化を見据え、世の中に広く展開が可能な新規性・独自性に優れた『関西発の世界に通用するIoTを使った未来志向のサービス』のビジネス企画を募集します。
今こそIoTを活用した新しいビジネスで Change the future with IoT!
コンテストの流れ・審査方法
応募
応募フォームによりエントリー後、募集期間中に事務局より送付するアイデアシートを提出ください。
一次選考 (アイデアシートにより選考)
応募チームの中からコンテストに進んで頂く8チームを選出します。
最終選考 (公開プレゼンテーション)
各チームのプレゼンテーションに基づき審査し各賞の表彰を行います。
一次、最終とも以下の基準を総合的に勘案
問題提起・目的定義、提案内容の新規性・独自性・創造される価値、実現のための仕組み、想定マーケット規模
スケジュール
6月15日
コンテスト応募開始
8月12日
コンテスト応募締切・アイデアシート提出期限
8月下旬
一次選考結果通知(Email)
9月1日・11日
説明会・事前研修(全2回、オンライン開催)
1次選考を通過したチームは、システムデザイン思考による
ワークショップにて、持ち込みアイデアをブラッシュアップ頂きます。
9月中旬~
企画書作成
各チームにてブラッシュアップしたアイデアをもとに企画書を作成頂き、
産学官の有識者によるアドバイスをフィードバックします。
11月12日
コンテスト(公開プレゼンテーション、オンライン開催)
審査会、表彰式
応募要領
参加資格
応募条件
(お願い)
コンテスト、事前研修など弊機構が提供する場以外での参加者間のグループ活動においても、3密回避など新型コロナウイルス感染防止に配慮をお願い致します。
企画(アイデア)の条件
(注意)知的財産権の侵害に配慮すること。
応募方法
受付は終了いたしました。
事前研修
本研修では、今までにないIoTのサービスを創造するため、
1. 今までにない問題の切り口を見つける以上について、実際に手を動かして理解し、終了後に自ら実践し始めるための基礎を身につけることを狙いに、システム×デザイン思考の手法学習を目的としたワークショップを提供する。
【提供:慶應義塾大学大学院】
実施時期
9月1日(火), 9月11日(金)【全2回】
形態
オンライン開催(zoomを利用)
講師
五百木 誠 氏
慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科
准教授
三菱電機(株)にて「きく8号」「ひまわり7号」を始め数多くの人工衛星のシステム設計を担当。その後、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構で宇宙産業の海外展開支援と国際協力推進を担当し、欧米を始め、アジア・アフリカ・南米各国を訪問。 2014年4月から慶應義塾大学大学院SDM研究科准教授。専門分野はシステムズエンジニアリング、人工衛星設計。
中田 実紀子 氏
慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科
特任助教
本田技研工業株式会社知的財産部で研究開発における契約交渉などを担当。その後、三越伊勢丹ホールディングスにて、社長直下のプロジェクトマネジメントに従事。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科前期博士課程修了を経て現職。
表彰
賞金総額100万円
優勝
総合的にビジネス化の実現性が高いチームを表彰
技術賞
アイデアの実現に向けて高い技術力を示したチームを表彰
アイデア賞
アイデアの新規性・独自性があるチームを表彰
審査委員、アドバイザー
<審査委員長>
田中 昭二 (たなか しょうじ)
デロイトトーマツコンサルティング合同会社 パートナー / 執行役員(大阪オフィス統括)
関西経済連合会 ベンチャー・エコシステム委員会 副委員長
20年超のコンサル経験を有する経験豊富なコンサルタントであり、長きにわたり関西を中心とした西日本地域のコンサルティング部門を統括。製造業を中心に事業戦略、SCM改革、管理会計、業績管理制度の構築など多様なプロジェクト経験を通し、戦略策定から業務設計、システム導入まで一気通貫でサービス提供。また、コンサルタント転身前は組込ソフトウェアのエンジニアとしての経験も有しており、技術に対する造詣も深い。
以下、「50音順」
<審査委員、アドバイザー>
青田 強(あおた つよし)
株式会社池田泉州銀行 リレーション推進部 イノベーション推進グループ 調査役
兵庫県出身。2008年大阪大学理学部卒業、池田銀行(現 池田泉州銀行)入行。堂島支店、東京支店等にて中小企業から大企業に至るまで幅広い顧客への法人融資・営業を担当。2014年から外部出向により関西の成長産業に関する調査・提言業務に従事。2017年4月より現職。大阪・関西の地域活性化をミッションに、ニュービジネス/イノベーティブな研究開発を応援する助成金運営や産学官ネットワークを活用したベンチャー支援業務に取り組んでいる。
<アドバイザー>
岡 亜矢子 (おか あやこ)
デロイトトーマツコンサルティング合同会社 シニアコンサルタント
IT関連企業にて、Webマーケティング、新規事業・サービス開発を経験したのち、デロイトトーマツコンサルティング入社。IT/IoT関連のプロジェクトを中心に担当。特に近年は、IT/IoTを利用した新規サービス開発・事業戦略案件に従事。
<審査委員>
尾上 孝雄(おのえ たかお)
大阪大学 理事・副学長
大阪大学大学院情報科学研究科 教授
大阪大学工学部情報システム工学科助手
カリフォルニア大学アーバイン校客員研究員
京都大学大学院情報学研究科助教授
大阪大学教授、大学院情報科学研究科長等を経て現職。
専門領域は画像符号化システム,音声処理システム等の システムオンチップ設計, 組込みシステムの低消費電力化などの研究に従事。ISO/IEC SC29/WG1 (JPEG) 国内小委員会委員. 産学連携によるベンチャー起業も手がけ,株式会社シンセシス,株式会社アー ニス・サウンド・テクノロジーズの立ち上げ、運営に係わる。
<審査委員、アドバイザー>
加井 隆重(かい たかしげ)
ダイキン工業株式会社
テクノロジー・イノベーションセンター
ZEB・エネマネグループ 産官学連携専任部長
組込みシステム産業振興機構 第2部会 部会長
1979.9 ダイキン工業株式会社に入社 電子技術センター、電子技術研究所、(株)ダイキンシステムソリューションズ研究所、ソリューション商品開発センターで、ソフト、ハードの研究開発に従事。空調機を遠隔から監視制御し、故障予知サービス、遠隔省エネサービス、電力抑制するための空調用遠隔監視制御装置、空調機遠隔監視制御センターの研究開発を担当
2014.7-現在 組込みシステム産業振興機構第2部会 部会長
<審査委員、アドバイザー>
神余 浩夫(かなまる ひろお)
三菱電機株式会社 先端総合技術研究所 主席技師長
1987大阪大学大学院工学研究科修了、三菱電機中央研究所入社。2004年同社名古屋製作所を経て2011年先端技術総合研究所、現職。産業/乗物/家電など組込制御システムの機能安全、サイバーセキュリティや高信頼化の研究開発と標準化を担当。IEC国際エキスパート、ISA日本支部長、TUV機能安全エキスパートなど、学会、業界団体や省庁の各種委員を務める。2018年よりWINKにアドバイザー及び審査官として参画。
<審査委員、アドバイザー>
河合 栄治(かわい えいじ)
国立研究開発法人情報通信研究機構 上席研究員
情報通信技術のテストベッド(大規模な検証環境)の構築および関連技術の研究開発に従事。サービスに合わせてネットワークを柔軟に制御するSDN(Software Defined Networking)技術や、通信遅延が小さい近隣のサーバを活用しリアルタイム性の高いサービス応答を実現するエッジコンピューティング技術、さらにはそうした技術のIoTへの応用に取り組む。
<審査委員>
岸本 照之(きしもと てるゆき)
西日本電信電話株式会社 常務取締役 設備本部長
設備本部 ネットワーク部長兼務
(㈱エヌ・ティ・ティ ネオメイト 代表取締役社長)
組込みシステム産業振興機構 理事
企画運営委員長
WINK2020実行委員会 委員長
<審査委員、アドバイザー>
木村 浩司(きむら こうじ)
パーソルAVCテクノロジー株式会社 人事部 人材開発担当 部長
組込みシステム産業振興機構 第1部会 部会長
1992年入社以来、業務用映像機器の組込みソフトウェア開発及びマネジメントに従事。特に新プラットフォーム設計時におけるアーキテクト、ネットワーク対応などソフトウェア新機能の導入を主導し、ソフト開発からマネジメントまで幅広く手がける。開発部門のマネージャを経て、現在は自社エンジニアの育成担当として社内外で幅広く活動中。
<審査委員>
木村 浩三(きむら こうぞう)
パナソニック株式会社 テクノロジー本部 主幹研究長
組込みシステム産業振興機構 第1部会 副部会長
1984年、松下電器産業㈱中央研究所入社。汎用プロセッサやメディアプロセッサの研究に従事。
1995年からDVD・DTV向けシステムLSIを開発、2000年から半導体部門においてデジタル家電機器向け統合プラットフォーム”UniPhier”を立ち上げ、デジタル家電に展開。近年は、IoT家電、生体センシング技術開発に携わるとともに社内研究会主査、技術塾塾長、大阪大学非常勤講師などの人材育成を担当。工学博士。
<審査委員、アドバイザー>
下條 真司(しもじょう しんじ)
大阪大学 サイバーメディアセンター 教授
昭和61年大阪大学大学院基礎工学研究科修了、平成10年より現職
黎明期のインターネットとオブジェクト指向に魅せられ、その応用としてのマルチメディア情報システムのアーキテクチャの研究に従事。研究の社会実装を通じてアーキテクチャを研究するというスタイルを取る。現在は、グランフロント大阪・ナレッジキャピタルでVislab Osakaを主催。様々な産学連携活動を行なっている。
・情報処理学会理事、電子情報通信学会フェロー
・日本学術振興会産学協力研究委員会(ITRC)インターネット技術第163委員会委員長
・日本学術会議 連携委員
・サイバー関西プロジェクト(CKP)会長
・特定非営利活動法人 バイオグリッドセンター関西 理事長
<審査委員>
白坂 成功(しらさか せいこう)
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科教授
東京大学大学院修士課程修了(航空宇宙工学)、慶應義塾大学後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。大学院修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。技術・社会融合システムのイノベーション創出方法論などの研究に取り組む。2008年より慶應義塾大学大学院SDM研究科非常勤准教授。2010 年より同准教授、2017年より同教授。2015年12月〜2019年3月まで内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型小型合成開口レーダ(SAR)衛星を開発。
<審査委員、アドバイザー>
田中 良夫(たなか よしお)
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 セキュリティ・情報化推進部 部長
1995年に慶應義塾大学大学院にて博士号(工学)取得。技術研究組合新情報処理開発機構、電子技術総合研究所、産業技術総合研究所において高性能計算や分散コンピューティングなどの研究に従事。2020年4月より現職。大学院時代はプログラミングのバイトに明け暮れ、様々なプログラム言語で商用ソフトウェアやサービスの開発をした経験は貴重な財産。産総研での橋渡し研究の知見も活かしてアドバイザー、審査員として貢献したい。
<審査委員、アドバイザー>
馬場 光男(ばば みつお)
ルネサス エレクトロニクス株式会社 シニアダイレクター
1992年日本電気株式会社入社、通信装置の開発業務に従事。
2002年からNECエレクトロニクス株式会社にて、通信/産業/民生市場向け半導体製品の開発業務を担当。
2010年から現在まで、ルネサス エレクトロニクス株式会社にて、IoT/クラウド連携、組み込みAIシステム応用をコアとした新規事業創出活動を推進中。
<アドバイザー>
吉川 勉(よしかわ つとむ)
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 システム技術部門 統轄
これまで、ファクトリーオートメーション(FA)、車載機器などの組み込みソフトウェア開発に従事。
現在は、エネルギー、交通などの社会インフラを中心とするソリューション企画と技術開発プロジェクトを推進。
Q&A
A : 応募された企画(アイデア)に関する著作権その他の知的財産権は応募者に帰属します。
但し、主催者が広報PRのためにホームページ等の各種媒体で発表又は利用する場合が
ありますことご了承願います。
A : 受賞された企画(アイデア)のビジネス化に向けてご利用をお願いします。
受賞後のビジネス化に向けた進捗状況を主催者より適宜ヒアリングさせていただきます。
A : 参加は可能です。WINKを通して、経営者目線の考え方や、物事を論理的に考える力、
ビジネスを企画する力、プレゼンテーション力など多くの能力を身に付けることができます。
また、多くの企業の方と交流できたり、他のチームとの繋がりもできますので積極的な
ご参加をお待ちしております。
A : 研修やアドバイザーによる支援体制が充実しておりますので、応募時点ではアイデアレベルでも
ビジネス企画としてブラッシュアップできるようにしております。
但し、応募者多数の場合はアイデアシートによる1次選考を実施いたします。
A : 海外からの応募も可能です。但し、アイデアシート、プレゼンテーションは日本語での実施となります。
A : 人数の制限はございません。1名からでも応募可能です。
A : 複数の場合は、応募登録を企画(アイデア)毎にお願いします。
A : 応募は可能です。他のコンテストにおいて問題がないか、ご確認の上、ご応募願います。
A : 応募および各研修への参加は無料です。ただし、参加に関わる一切の費用
(交通費・宿泊費・デモ機の制作費等)は応募者自身の負担となります。
A : コンテストはオープン形式ですので、申し込みをすれば誰でも聴講可能です。
A : その場合はお気軽に事務局までご相談下さい。
各種web会議システムのご紹介など各参加チーム毎の悩み事、困り事に添ってサポートさせて頂きます。
開催体制
お問合せ先
WINK2020実行委員会 事務局
組込みシステム産業振興機構
TEL:072-751-9951 / FAX:072-751-9952
E-mail:
WINKのロゴについて
WINKのロゴ(商標登録申請中)は大阪大学共創機構 中村 昌平先生にご考案いただいたもので、6 本の縦棒を KANSAI (2府4県) に見立て、花の図案は連携することで生まれるイノベーションを象徴しております。
過去のWINKコンテスト結果