第13回組込み適塾

  • D01-05
組込みシステムにUMLを使う方法基礎とライフワーク適用
(午前半日)

講義日時:2020年7月3日 9:30~ 13:00

【重要】オンライン開催に伴う変更点

  • 【講義内容】を以下に変更します。
  • 組込みシステム開発でビジュアル・モデルを使う基礎
  • 産業用計測システム開発でのモデリング・ケーススタディ
  • 若手エンジニアがライフワークにUMLを使うための考え方とヒント

講義概要

これからの組込みソフトウェアの開発価値は、相互接続性によって決まります。どんなに小さな電気製品であってもIoTという巨大なシステムのメンバーとして振舞えることで価値を主張できるわけです。このような接続できる機器では広い視野に立ったユースケース、テストシナリオなどを設計要件として考える必要があります。そのためにはUMLをはじめとした視覚的なモデリングの技術を活用することが適切な手段です。
様々な用途でモデリングを利用してきた講師の経験知と失敗事例、少しの成功事例をもとに受講者のみなさんのテーマについて一緒に考える講座です。

講師

所属
株式会社 東陽テクニカ
講師名
二上貴夫
(株)東陽テクニカ・フェロー。産業や科学研究用途の計測システム開発と組込みソフトウェア開発技術の普及活動に従事。産業用IoTのコンソーシアムIICでヘルスケア部門の日本チームリエゾン。ETロボコンを創始、組込みシステムのモデル駆動開発など実践的開発力向上のための活動を行っている。

講義内容

オープンイノベーションと開発、競争だけでは勝てない時代
組込みシステム開発でビジュアル・モデルを使う基礎
産業用計測システム開発でのモデリング・ケーススタディ
組込みシステムでスポーツ科学研究を進める方法
ヘルスケアでの社会実装と大規模なIoT開発のアプローチ

受講要件

【受講要件】
  • 初等Cプログラミングを大学、学校、企業研修などで受講または自習していること
  • UMLの記法(データモデル、振る舞いモデル)について基礎知識があること
【事前学習のポイント】
  • もしも受講要件に不足がある場合、事前学習教材に示したCプログラミングとUMLモデリングの初等レベルの教科書に目を通してください

事前学習教材

講義に関連する解説記事・参考文献・図書等

  • 電気工学ハンドブック 2013、36編4章 組込みソフトウェア開発
  • uss Miles,Kim Hamilton(著)、原隆文(訳)、入門UML2.0、オライリー・ジャパン
  • JIS19501 オープン分散処理-統一モデル化言語(UML)1.4.2版